佐世保駅から歩いてすぐの万津町(よろずちょう)エリア。おしゃれなお店が点在するこのエリアに、フルーツサンド・アニバーサリーケーキの専門店「bonbons(ボンボン)」があります。
ショーケースに並ぶ、思わず写真を撮りたくなるフルーツサンドたち。その美味しさの裏側には、お店からほど近い「佐世保朝市」との温かいつながりがありました。今回は実際にお店を訪ねて、フルーツ選びのこだわりをたっぷり伺ってきました。
まずは食べてみて。「イチゴ」と「バナナ」のフルーツサンド
bonbonsといえば、やっぱりこのふたつは外せません。お店の大定番、「イチゴ」と「バナナ」のフルーツサンドです。
使っているクリームは、きび砂糖でつくった甘さ控えめの特製仕立て。ふんわり優しい甘さのクリームに、イチゴのジューシーな甘酸っぱさ、バナナのねっとりした濃厚な甘み。それぞれの個性がきちんと引き立っています。パンの端までぎっしり詰まったフルーツの断面は、見ているだけでも思わず笑顔になれる美しさ。
「やっぱり地元のものがいい」。フルーツサンド製造前に佐世保市場へ。
このフルーツたちの一部は、歩いてすぐの佐世保朝市からも直接仕入れられています。
朝市を使う理由をスタッフさんに聞いてみると、「一番は近いからなんですけど、やっぱり地元のものがいいですし、種類が多いのが便利なんです」と、さらっと教えてくれました。毎日行くというわけではなく、週末に向けた金曜日など、必要なタイミングで製造が始まる前の朝一に買い付けをしているそう。イチゴは提携農家さんからの仕入れが多いのですが、バナナは常連として朝市で仕入れつつ、そのときの旬で一番使いたいフルーツを選んでいるのだとか。
市場のお母さんと話しながら、メニューが生まれていく
朝市での仕入れの面白さは、人とのやり取りにあるようです。「(市場の)お母さんが『食べてみる?』って言ってくれて。それで食べてみて、美味しかったらまた買う、みたいな感じ」と、スタッフさんは笑顔で話してくれました。自分の舌で確かめながら、本当に美味しいものだけを選んでいる、ということですね。
フルーツだけでなく、「シルクスイートという品種の焼き芋も入れてくれるんですよ」という思わぬ出会いもあるとか。冬場の西海みかん、不知火やデコポン、時期になれば柚木(ゆのき)のメロン。長崎ならではの食材が、市場を通じてbonbonsに集まってきます。市場のお母さんたちとの温かいやり取りが、あのショーケースの豊かなラインナップをつくっているんですね。
佐世保朝市の活気と、市場の人たちの目利きが、万津町のお店で素敵なフルーツサンドになって、私たちの手元に届く。佐世保を訪れたら、そんな「おいしいつながり」をぜひ味わいに行ってみてください。人気商品は早く売り切れてしまうことも多いので、早めに足を運ぶのがおすすめです!
